ノルウェー語でスヴァールバルは「凍った海岸」を意味します。「氷の医師」であるHeidi Sevestreはしかし、この10年ほどで、氷に覆われた土壌に、楽観できない変化を感じ取っています
「僕の日課は、氷河がどのように移動するかを理解し、気温変化の影響をどう受けるかを知ることです。」とフランス出身の雪氷学者は言います。
Heidiはある氷河を見せに連れて行ってくれ、人間の営みがいかに氷に害を及ぼしているかを示してくれました。スヴァールバル諸島が気温変化レベルゼロに等しいかを説明してくれます。
「この環境は全く手つかずの自然に見えます。文明からは遠く離れているように感じるのですが、現実には、雪や山、氷河は僕たちの営みを全て感じ取るのです。」
Heidiは北緯78°にある、世界最北の研究と高等教育機関である、UNIS(スヴァールバル大学センター)と協力関係を結んでいます。 「まだ完全には理解できないことが多く残されていて、この信じられないほどの自然に触れ続けることで、予報を精密にできると思います」。
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